ラトヴィア絵本:民話集
このラトヴィア関係の絵本3冊と民話集は「道の駅ひがしかわ・道草館」で販売している。
なぜ東川町の道の駅で売っているかというと、東川町とラトヴィアのルーイエナ町とは姉妹都市提携を結んでいるため。
ラトヴィアは北欧のバルト海に面した国である。
元々バルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)はそれぞれ独自の文化を持った国であり、一時ソビエト社会主義共和国の統制下にあったが、三国共、ソビエト連邦から独立した。
日本ではラトビアと表記することが多い。
ラトビア〖Latvia〗
ヨーロッパ東部,バルト海東岸に面する共和国。機械・金属・繊維などの工業が発達。1991年九月ソビエト連邦から分離・独立。住民はラトビア人とロシア人。首都リガ。面積6万5千平方キロメートル。人口230万(2005)。正称,ラトビア共和国。
(スーパー大辞林3.0 (C) Sanseido Co.,Ltd. 2010・参考)
日本人はViやTheが発音しづらい為、ビ、ゼと発音し表記されることが多いが、しかし正しくはLatviaであるので「ラトヴィア」と表記する方が良い。
例えば「ビタミン」は英語でvitaminなので、「ヴァイタミン」と発音しないと通じない。
★「ラトヴィア民話集」
翻訳:和邇桃子
挿絵:松田 剣
編集レイアウト:渋谷 修
2012年9月15日 第一刷 北海道東川町:発行
この「ラトヴィア民話集」の「序文」を書いているのはウナ・ヴォルコヴァさんである。
2010年、ラトヴィアの国からウナ・ヴォルコヴァさんが東川町に国際交流員として赴任し、彼女の故郷のラトヴィアの民話集を2012年に出版した。
この本には、悪魔と女房、運の小箱、三姉妹とまま娘、貧乏神と兄弟、悪魔と神さま、ガチョウの馬鹿いくさ、かけつけ三杯、オオカミと子羊、別腹のしくみ、ガラスの山、天まで届く豆の木、悪魔と穴、裁かれた王様、悪魔とどろぼう、天からのお客、福の神と貧乏神、ご領主さまの改心、男と小鳥、きつねとおんどり、よくばり物乞い、バイオリン弾きのヤニスと悪魔、三つの知恵、白い大鹿などのラトヴィア民話が載っている。
★「ラトヴィアのおはなし」
翻訳:和邇桃子
文:服部光平
絵:ルーイエナ美術学校
写真:アイガルス・ラピンシュ
デザイン:デザインスタジオ・オザキ
プロジェクトコーディネーター/ウナ・ヴォルコヴァ
2014年3月25日 北海道東川町:発行
「ラトヴィア民話集」から5つの物語(あくまとにょうぼう・うんのこばこ・あくまとかみさま・かけつけ三ばい・べつばらのしくみ)を選び、ルーイエナ美術学校の生徒たちが物語に合う絵を描いた絵本。
★「もりはいいところ~おじいちゃんのパンこね台~」
日本語・ラトヴィア語・英語 三か国語訳
文:三木 卓
絵;ディアーナ・カイヤカ
英語訳:アグネセ・ハイジマ
ラトビア語訳:ウナ・ヴォルコヴァ
2014年3月31日 北海道「写真の町」東川町:発行
★「鹿姫ものがたり」
日本語・ラトヴィア語・英語 三か国語訳
文:三木 卓
絵;アグネセ・マティソーネ
英語訳:クリスタ・ボグダノヴァ
ラトビア語訳:クリスタ・ボグダノヴァ
2015年6月28日 北海道「写真の町」東川町:発行