忠別ダム堤頂道路
前回の「忠別ダム」の写真は下から見た忠別ダムの重力式コンクリートダムであった。
今回は上からの忠別ダムの写真である。
「忠別ダムの型式」
ダムの型式は下流側から見て右側が重力式コンクリートダム、左側が中央コア型フィルダムの複合ダムと呼ばれており、この型式では日本最大級の大きさになる。
忠別ダムの上(堤頂部)には道路がある。
忠別ダム管理所から対岸の忠別ダム堤頂広場に向かって、車が通ることが出来る広さの道路である。
勿論、忠別ダムの管理用なのだが、一般の人も通ることが出来る。
私がここを渡った時はあまり天気が良くなく、時折雪が降っていた。
ダムの堤頂(最上部)にあるので、下から吹き上げる風が強い。
風で雪が舞い飛び、一瞬前方が見えなくなってしまうことが屡々あった。
風が強く、防寒着をしっかり着て、頭に帽子を被り、手袋をしないと寒さで凍えてしまいそうになる。
それでも何とか、晴れ間を見て忠別ダムと忠別湖の写真を撮ってきた。
どうしても、重力式コンクリートダムの方がダムらしく見えるので、岩石や土砂を積み上げて建設する型式のロックフィルダムの方には目が行かない。
ロックフィルダムは外から見ると土砂が堆積している大きな堤防で写真撮影の対象となりにくい。
やはり、重力式コンクリートダムの方がダムだという感じがする。