稲刈り最盛期
今、東川町では稲刈りの最盛期である。
今年は6月の天候不順で心配されたが、そのわりには以外と早い稲刈りとなった。
盛んに稲刈りコンバインで稲を刈り、近くに止めてある小型トラックに移しては、また稲を刈る繰り返しで、稲刈りは進んでいく。
稲刈りコンバインは刈り取りと脱穀を同時に行える。
脱穀とは稲穂から籾(もみ)だけを取ることである。
稲わらは細かく切り刻んでコンバインから田圃に吐き出す。
稲穂を刈り取って、小型トラックに積んだ籾(もみ)は家の倉庫にある乾燥機にかける。
朝早くは夜露が残っているし、天候が悪く雨に当たると、稲刈りをしても籾の乾燥がうまく進まない。
収穫した籾は乾燥機で乾燥させた後、籾すり、選別を経て玄米となる。
玄米を精米すると白米となり、ようやく私達が食べられる「お米」となる。
東川町では「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ほしのゆめ」「きたくりん」の四品種を主要品種として、約2,400ヘクタールの東川米栽培を行っている。
北海道内で初めて地域団体商標に登録された「東川米」は消費者の求める安心、安全な米であり、水の美味しい東川町で生産された「お米」である。