よいとまけ:苫小牧銘菓
北海道苫小牧のお土産は銘菓「よいとまけ」。
このお菓子のパッケージには次のように書かれてある。
「苫小牧のお菓子を作ろう。これぞ苫小牧だというお菓子を」
漁村だった苫小牧に、製紙工場が建設され、町には紙の原料となる丸太を工場で上げ下ろす作業の際の、「よいとォまいたァ、よいとォまいたァ」という勇ましいかけ声が、一日中響いていました。・・・・・「よいとまけ」の掛け声、丸太、ハスカップ、この3つを盛り込み、1953年に誕生したのが「よいとまけ」のお菓子。
苫小牧を中心とした勇払原野に自生していた「ハスカップ」は落葉低木で、その実が食用とされた。
青紫色の実は「ブルーベリー」よく似ているが、野生のものは酸味が強い。
当初、これをジャムや羊羹や飴などに加工してして販売していたが、この「よいとまけ」のお菓子により一気に人気が出た。
「よいとまけ」のお菓子はほどよい酸味があり美味しいが、手にべたつき、食べづらいことでも有名である。
今は「ハスカップ」と「苺」味の二種類が販売されている。
そういえば、美輪明宏の歌で「ヨイトマケの唄」(昭和40年頃)がある。
父ちゃんのためなら エンヤコラ
母ちゃんのためなら エンヤコラ
もひとつおまけに エンヤコラ
今も聞こえる ヨイトマケの唄 ・・・・・・・
という歌詞である。
しかし、この歌詞の中にある「土方(どかた)」「ヨイトマケ」が差別用語であるとして、この「ヨイトマケの唄」」はNHKでは放送禁止とならなかったが、民放では放送禁止歌となっているらしい。